がん哲学外来のお知らせ・報告
第7回がん哲学外来メディカルカフェ[風林火團]を開催できました!
コロナ禍の中9月25日(土)午後1時30分より<かいてらす>にて実施
直前の理事会で開催の可否を検討し、開催するためにできる限りのことを実施することとして、開催が決まれば皆で一致団結!!準備をしました。
1.がん哲学外来へようこそ 口笛奏者 安藤幸子さんから
各地のがん哲学外来で音楽でのおもてなしがされており、今回山梨では♪口笛奏者 安藤幸子さん(口笛世界大会2018 第3位入賞)をお迎えしました。甲斐市住在という身近な素敵な優しい面持ちの安藤さんが、お一人で3つの楽器(口笛、ウクレレ、足にはマラカス?)を使い、あまり耳にしたことのないピッコロのような口笛を織りなし、私たちを心地よい素適な時間にいざなってくださいました。
2.樋野興夫先生 言葉の処方箋
樋野先生は電車で来られ、「山梨は秋晴れで緑が綺麗ですね」とニコニコしながら登場し、スライドを使って[言葉の処方箋]が始まりました。
今やがんは二人に一人の時代、がんも病気も個性の一つ!がんは共存!病気は人生の夏休み!「支える」と「寄り添う」の違い!解決と解消の違い!会話と対話の違い!つもり十か条!人生に必要な3箇条!良き先生と良き友そして良き読書。
今日と言う日以外はないと思って毎日を過ごす。良い人生は最後の5年で決まる!
その5年はいつから?ですかと。樋野先生のひとつ一つの言葉が心に響く時間でした。
3.会場のみなさんとの対話
会場の皆さんから感想と今の思いを話していただきました。
ある参加者の方より、「辛かった闘病を経験し、今はがんになって良かったと考えられるようになった」とのこと。がんに罹患した医師の講演を聞き、最初は「がんは怖いから認知症で死にたい」という方が多くても、講演が終わると殆どが「がんで死にたい」と願うと。限りがあるが別れと感謝を伝える時間がある、生き抜くことができると思ったそうです。
最後に樋野先生のDVD「ほっとけきにするな」が流れ、会場はあたたかい空気に包まれ、心温まる時間を過ごすことができました。感謝です。
仙洞田理事より閉会の言葉をいただき、今日の開催への思い感謝を伝えていただきました。
アンケートへのご協力もありがとうございました。みなさまのあたたかい言葉は大きな励みになりました。ご来場いただき感謝申し上げます。 (記:窪田)
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