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山梨ホスピス協会 

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NPO法人山梨ホスピス協会
 理事長 阿部 文明

 〒400-0867
  山梨県甲府市
  青沼2丁目20-16
  電話080-8450-2745

E-mail:
  yhospice@basil.ocn.ne.jp


  問合せメールはこちら




 
NPO法人山梨ホスピス協会宣言

  私たち山梨ホスピス協会は、死に直面し、人として最大の試練の場に立たされた患者さんとご家族の方々の切実で多様なニーズに応えて、残された人生のQOL(生命あるいは生活の質)を高めていただけるよう地域の風土(生活習慣)に根ざした支援を実践します。
  さらに、目的を同じくする仲間たちとも手を携え、本県のターミナルケアの充実発展を目指して、県民の皆様から一層の理解と協力をいただけるよう、ホスピス・ケアの啓蒙活動を積極的に推進します。

  そのために私たち会員は、患者さんとご家族の苦悩に共感し、不安や孤独感を軽減するなど、生命への畏敬と深い愛情をもって対応し、本県のホスピス・ケアの向上のために、絶えず自己の研鑽に励むと共に、会員相互の理解と連携を深め、チームアプローチによるボランティア活動の実践に努めます。
(宣言 1997.6.27) 

山梨ホスピス協会紹介ビデオ(YouTubeへリンクしています)

新理事長 ご挨拶

 令和二年六月二十日、第28回山梨ホスピス協会通常総会において   山梨ホスピス協会理事長を拝命いたしました阿部文明です。   山梨県のホスピス事業に功績大きい横山宏先生から山梨ホスピス協会理事長職を引き継ぎ、   気持ちを引き締めております。   私の経歴をかいつまんでお示しし、緩和ケアとの出会いを振り返ってみます。   私は平成四年から山梨県立中央病院麻酔科で働いておりました。麻酔科は全身麻酔をかけるのみが   仕事だと思って働き始めましたが、ペインクリニックという分野もありました。   麻酔をかける時の技術を用いて痛みで苦しむ患者さんの痛みを取るという対症療法(神経ブロック)です。   その技術でがんやがんの治療の痛みで苦しむ患者さんの痛みを軽くすることができ、すごく大切だと思いました。   今のように使い勝手の良い麻薬系鎮痛薬が無かったので、神経ブロック療法による鎮痛はまさに   地獄に仏のようだったと思います。   痛みが軽くなり喜ぶ患者さんの顔、これに魅せられて緩和ケアの道に踏み込んだのでした。   その後、勤務している中央病院に平成十七年緩和ケア病棟ができました。   私も緩和ケア科に籍を移し、山梨県初(そして未だに唯一)の緩和ケア病棟の開棟から   現在まで運営に携わっております。   緩和ケアを取り巻く医療事情は変化し、コロナ禍などの影響も受けましたが、   患者さんの症状を緩和し笑顔にするのが使命という理念は揺るぎありません。   今回、山梨ホスピス協会のこの大役に抜擢して頂きありがとうございます。   協会がさらに発展しますよう皆様のご協力のもと頑張っていきます。     


  新理事長 阿部 文明   
前理事長 ご挨拶

  日頃から山梨ホスピス協会の活動にご支援、ご協力をいただき感謝申し上げます。
  本県の「ホスピスケア」は皆様のご支援により生命を脅かす病気による問題に直面する患者さんとそのご家族に対して痛み、その他の身体的問題、心理社会的問題、またスピリチュアルな問題を早期に発見し的確なアセスメント対処を行うことにより諸種の苦悩を予防、或いは緩和することで残された人生のQOLを多少なりとも改善することが出来るように微力ながら努力して参りました。
  ホスピスの由来を顧みてみますと、十字軍で傷ついた兵士、巡礼での難儀者、貧困で宿泊不能の人々を尼僧が自らの修道院に迎え入れ温かくおもてなししたのがその発祥の原点と伝えられています。後に1967年にシシリー・ソンダース博士により開設されましたロンドン郊外の聖クリストファー・ホスピスが始められ、死を迎えられるまで患者が人生を積極的に生きてゆかれるようになりました。
  わが国は現在、未曾有の超高齢社会を迎えていることは皆様すでにご存知の通りで、高齢者の生活場所(環境)と医療費の高騰に悩んでおります。国は、病院の機能分化、在院日数の短縮、入院ベッド数削減、在宅療養の積極的推進、地域包括ケアシステムの構築などを指示され今や時代は大きく変化しております。
  このような状況を迎え、当山梨ホスピス協会も国の医療介護方針によって組織、活動内容にも変化を余儀なくされております。これからは、ホスピス活動の原点を顧みながら地域に重点をおいた活動をこれまでの事業に加えて、地域ケアに重点をおいた活動を身近から行っていかなければなりません。今後は認知症患者のケアをも含めまして事態は大きく変化しております。この辺の事情をよく理解されまして一般市民としても「共に生きます。この大切な時期(とき)を」を超高齢者・難病不治の病等で悩んでおられるご本人様、ご家族様に温かく寄り添ってあげ、山梨ホスピス協会の活動を行って参りたいと考えています。



  名誉理事長 横山 宏   
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山梨ホスピス協会の活動(概要)
                  

 ○ 患者・家族とのふれあい
    ・ 患者・家族の支援のための電話等による相談
    ・ がんサロン「ぶどうの会」の運営
    ・ ボランテイアの養成と実践
    ・ 関連情報の収集と提供

 ○ 啓発活動
    ・ 映画の上映会
    ・ 講演会、研修会等の実施
    ・ 講師派遣

 ○  機関誌の発行
    ・ 会報「メメント・モリ」発行

 ○ 協会の拡大発展
    ・ 会員の募集


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2023年事業計画

上記の活動方針に従って次の事業を計画しています。

 年間テーマ
《共に生きます。この大切な時期(とき)を》

1.総会   令和5年6月3日(土)
     場所:かいてらす 山梨県地場産業センター 円卓会議室
  特別講演会 
    講師 昭和大学医学部医学教育学講座 客員教授
       戸田中央メディカルケアグルーブ 緩和医療特別顧問
                       高宮 有介先生
   テーマ 「人生の最終章を輝かせるホスピスケア ~
                 あなた自身のケアを合めて」

2.日本メディカルヴィレッジ学会
  日 時  11月 12日 (日 )午後 13時 ~
  会場  山梨県立大学池田キャンパス
 テーマ  「山梨の文化で支えあう がんの療養 」
  主 旨  がんなどの病を抱えた患者さんやそのご家族が、最後まで
    安心して暮らすことが出来る場所(メディカルヴィレッジ)を
    地域に作り出すこを目的に設立され、地域の現状や活動を
    全国に発信するための学会である。
(1) 出演者
 山梨ホスピス協会 理事長 阿部 文明 (山梨県立中央病院医師)
 順天堂大学名誉教授 樋野 興夫(日本メディカルヴィレッジ学会長)
 山梨大学大学院 社会医学講座教授 山縣 然太朗
  各県のメディカルヴィレッジ学会の関係者、山梨ホスピス協会会員等
(2) 参加見込者数
  会場来場者及び参加者を含め、300人程度
(3) 後援団体、助成団体名(予定)
山梨県、山梨県教育委員会、山梨県医師会、山梨県看護協会、山梨県介護支援専門員協会、山梨放送、テレビ山梨、NNS甲府ケーブルテレビ、勇美記念財団

3.がん哲学外来 ・メディカルカフェ開催
〈第1回〉 令和5年8月の土曜日 予定
〈第2回〉 令和6年1月の土曜日 予定

4.がんサロン 「ぶどうの会」 令和5年度予定
 月2回開催 
  第2土曜日・みんなの家 青沼
  第4木曜日・あおぞら薬局 富士見店
 その他のがん支援団体との連携、情報交換

5.会報「メメント・モリ」 年2回発行 (令和5年9月.・ 令和6年3月)

6.普及啓発・ ボランティア活動への参加
 リレーフォーライフ ジャバン2023甲府への参加
 がん対策推進キャンペーン、
 県、健康管理事業団研修会の参加
 がん患者会への参加

7.広報 ・ホームページの活動
      ホームページの充実

8.相談業務
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25年のあゆみ
2017年6月に設立25周年を記念し、記念誌「25年のあゆみー共に生きます。この大切な時期をー」を発行いたしました
 
内容を一部抜粋して紹介します

 ・ 山梨ホスピス協会のあゆみ7833kB

 ・ 特別講演会、研修講座にお迎えした講師の方々 219kB

 ・ 映画開催一覧 447kB


                          このページの先頭へ


入会のご案内
                  

NPO法人山梨ホスピス協会の活動は、会員によって支えられています。
会員とは山梨ホスピス協会の活動に賛同し、支援してくださる方のことです。
多くの方々に山梨ホスピス協会の活動の主旨に賛同し、会員になり支えていただくことをお願いいたします。


会員は規約に従い、講演会や研修会、ボランティア活動、各種レポートの
購読・執筆などに参加できるほか、ホスピス関連情報の入手が可能です。

 ・会費は、4月より翌3月までの一年間で、3000円です。
 ・入会ご希望の方は、ご住所・お名前を明記のうえ、会費とともに
  お送りください。
  送金には郵便振替が便利です。
  郵便振替口座 00230-3-99165
 ・規約その他については、協会までお問い合わせください。

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ぶどうの会
                  

 がんサロン『ぶどうの会』
  みなさまのご参加をお待ちしています。

がんや不治の病に悩まれている患者さんやそのご家族の方々が、
お互いの心の中を語ったり、身近な情報の交換をしています。

詳しくは、ぶどうの会ボタン をクリックしてください。

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理事業務分担表 ・ 定款

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